コレはいいアイデア『泊食分離』
さて、毎日のお昼ご飯が1日の中で一番の楽しみだという情けないミルジェーテですww。
今回はイキナリですが皆さん旅行に行ったときの食事はどうしていますか?ホテルの1泊2食付きプランですか?それとも素泊まり?
私は旅好きで、普段でも年間30週末以上を自宅以外各地のどこかで過ごしています(半分仕事ですが)。ですので、ホテル滞在や旅には慣れていますね。
そしてこんな情報を発見しました。『泊食分離』。
いったいこれなんや?ということで興味が湧けばすぐ検索の私、さっそく調べてみましたよ。これかがなかなかいいんざんすよ❢
寝るだけでいいという宿泊客
私がもしプライベート旅行で宿を取るとしたらよっぽど話題の高級旅館とか高級ホテルではない限り「素泊まり」にします。
なぜならホテルや旅館はぶっちゃけ寝るだけでいいから。
それよりもホテル周辺を探索し(怪しげで職質されるかなぁww)例えば美味しい朝ごはんや喫茶店でモーニングとか食べられるのであれば断然そっち派ですね。
また夕食はもう旅の気分を大いに盛り上げる最高の場面なので、ほぼ外食です。事前にお目当てのレストラン、お食事どころを探しておいてそこへ行くという楽しみが増えます。
私の場合はやっぱり食事も大事、これこそ旅の醍醐味、目的でもありますからね。
そして最近の日本では海外からの観光客が激増したせいか宿は「寝るだけ」の人が増えているようなんですね。
こちら「ダイヤモンドオンライン」を読んでみました。それによりますと、
しかし一方で、雪景色の中で野生の猿が露天風呂に浸かる、いわゆる“スノーモンキー”を眺められる地獄谷野猿公苑が外国人観光客に大人気となった。11~13年の3年間で日本人はほぼ横ばいだったのに対し、外国人は3倍近くまで増え、入場者全体の28%を占めるようになっていたのだ。
(ダイヤモンドオンライン記事より引用)
海外の人達にとって、特にカジュアルな観光を求める人達はとにかく外へ出て楽しみたい(全体的に言えるかも)、せっかくだから宿は寝るだけ(温泉なら露天風呂入る、温泉楽しむ)後は周辺を歩いて観光するのが主流です。
なので、食事や買い物なども外でというのも旅の一つの楽しみとしたいのでしょう、いやこれ十分旅の楽しみの一つです。
需要を考えて出てきたアイデア
そして、『泊食分離』という発想が生まれたのは有名観光地ではなく地方の温泉街からだそうです。
記事によりますと長野県のとある温泉街が試されたそう。
この温泉街はシャッターが閉まっているいわゆる幽霊商店街。長野は温泉で有名、昔は繁盛していたものの人口減と観光減打撃を受け訪れる人が激減。
しかし、海外からの観光客が増えこの温泉街も注目されそこで始めたのが「寝るだけ」宿の提供。これが海外の観光客にウケて徐々に浸透してきたというわけです。
ここでポイントなのが、現地の自治体や地元の金融機関などがタイアップして活性化したことも大きなヘルプになったようです。
これがなかったら立ち上げるのも難しいでしょうし、なにしろまずは資金的にバックアップがないと。これ基本ですからね。
まわりを巻き込んで活性化できる『泊食分離』
そんなひなびた温泉街が希望の光を浴びるようになり、次々と「寝るだけ宿」「キッチン付き宿」などを立ち上げてそうなるとその周辺にもレストランやお食事どころ、お土産物店、スーパーやなんとビアバーまでできたそう。
こうなると旅行客は口コミで次の観光客を呼び込みますからどんどん輪が広がるわけです。
売上が前年比170%とかのお店も出てきたとか。すごいですね。
しかし、ここまでになるのには相当な努力があったのと思われます。
高齢化の温泉街、建物などは高齢者の所有物がほとんどなので、若者にバトンタッチできるよう交渉も大変だったとお察しします。
でも、これがうまく行って観光客を呼び込むことができ街全体が活気になるのはいいことじゃないですか?
とりあえずこの先どうなるかはまた別次元で考えて、まずは活性化させることが一番の目標ですからね。とってもいい事だと思います。
最後に
私が感じるのは、ぶちゃけ今の日本は経済停滞、人々の意欲が低下。しかし海外からの観光客は伸びているのだから、これに対応して経済を活性化させるしかないんです。
「中国人観光客ばかりでもううんざり…」確かに一理ありますが、多かれ少なかれ日本にお金を落としていくのは観光客です(なかにはお金を落としていかない観光客もいます)。
なので、観光客に対応するすべをもっと学んでもいいと思うのですが、どうなんでしょうかね?
そういう私も日本へ帰ると日本人とはいえ「イチ訪問者」と化するわけですがあんまりお金をたくさん落とせなくてごめんなさいww
でも、寝るだけ宿に泊まるので外食産業には貢献してまっせ。
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