『無料』の魅力−なんでこういう商法がなりたつのか？ - ケセラセラなグローバル主婦の雑記帳

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皆様ごきげんよう！今日も目覚めのコップ１杯の水と、バナナ1本が朝食のミルジェーテです。

最近は主人が朝早く出勤なので自分も早起きの癖がつき健康的な朝を迎えることができています。そしてこうして朝からブログ記事を書いているのが不思議です。

さて最近、私の親友が買い物ツアーなるものに応募し、当選したので行ってきたらしいんですよね。

しかも『無料』の日帰りツアーだそうです。彼女は前回も行ったみたいです。買ったかどうかは不明（前回は）。

私は『あら、当選するなんてクジ運良いんだなぁ』程度に思っていました。

ですが、彼女から色々と話を聞いているとどうも色々な商品を買わせるように仕向けられて、すんごい金額の（私からすればです）宝石を買ったらしいんですね。

まぁ買う買わないは本人の自由なんで、それはいいんです。しかもツアーだって堂々と『買い物ツアー』なんですから（笑）。

でも、彼女いわく『いかに買わずにかわすか』なんだそうです。しかしそんな彼女が最後にはしっかりと買ってしまっているなんて…。

なので、私はいったいこの無料ツアーってなんじゃ？と思いさっそく調べてみました。

この当選結果が来たときは、誰もが「うぉぉ、当たったんだ！」って喜びますよね。しかも無料の日帰り旅行。そりゃ行きたくなりますな。

しかし、この「抽選」の段階でカラクリがあるようなんです。詳しい事はこちら「岩国市田舎村情報館(GARAKUTA Village)」さんのサイトに掲載されています。

無料旅行の目的は「商品を買ってもらう」ことにあるので、まず男性、子供は当たらないんです。

そして一番のターゲットは主婦や女性、しかも40代以降のちょっとお金持っていそうな層です。この段階から既に選択されています。これじゃぁ厳選な抽選じゃないよな。

そして、同伴者がいる場合は追加料金（正規旅行代金）を払うことになるんだそうです。これは同伴者がいると買い物に躊躇する場合が多いからだと思われます。

一人の参加だと商品を買うのがわりとスムースに運ぶからではないでしょうか？

ちなみに、私の友人は50代独身一人暮らし、大手企業に長年勤めていてぶっちゃけお金はあります。彼女は一人でツアーに参加しました。まさにこういうツアーのカモです！

そしてこの日帰りツアーの内容ですが、いたって普通の日帰り旅行と変わりないんです。

日帰りなんでそう遠くないでも自分ではあまり行く機会がないところに行くんでしょうかね、観光スポットをバスツアーでまわり、お昼のちょっとしたご馳走が付いているみたいなんです。

この時点ではけっこう楽しめそうですよね。バスで連れて行ってくれるんですから。しかも無料でっせ〜ww

あちこちの観光地を見て歩きお昼も食べて、ちょっとゆっくり…と思いきや、ツアーの最後に来るのがここが最大の山場なんでしょうね、宝石工場にバスが乗りつけ工場見学。

その後に宝石売り場へ案内されるらしいんです。（写真撮影禁止らしい）

私の友人はここで買わない強い意志を持っていれば、こんなことにはならなかったんだと思いますが彼女は最初っから買わないと決めていました。

しかし、やはり誘惑には勝てなかったのかな、ついつい買ってしまったそうです。

そして、『1本買うと2本目はお値打ちにしますよ〜』の声にも負けて、2本目も購入。1本買うと一気に気が緩むんでしょうね、ついついというか…。まぁ彼女お金あるからでしょうね。

さて、そもそもなんでこういうツアーがあるのかまた人気なのかなんですが、私の友人も言っているんですよ。

その仕組はカンタンです、『買う人がいるから』。この一言で片付いてしまいますww。

つまり買い物ツアーで特に宝石類は値段があってないようなもの、高い値段を設定しそこから値引き販売してもツアーにかかる経費は十分にペイできる仕組みなんです。

ツアーには運転手、ガイド、貸切バス代、ガソリン代、店舗に払うマージンなどなど経費がかかります。

しかし、ツアー客が買い物をすればするほど（しかも最後の場面で宝石など買えば買うほど）無料のツアーが成り立つんです。

結局私の友人は、買った宝石やツアーの事をネット検索しこのツアーや宝石販売が評判悪く商品も粗悪品だということに気付きクーリングオフしたそうです。

彼女は買い物ツアーの仕組みを知っていたつもりでも（私に上記のことを説明してくれました）、最後の最後に『引っかかって』しまったんですね。

やはり女性だし誘惑に勝てなかったのかな。普段とってもしっかりした倹約家なので、金額聞いたときにはビックリしましたが。

本人いわく『気晴らし気晴らし〜』なーんて言ってましたけどね。彼女そんな言葉忘れてしまったなww 気晴らしがとんでもない面倒くさいことになってしまったという結末でした。

皆さんもこの手の商法には気をつけましょうね❢

ツアーと聞いてどうせ行くならこういう旅行もたまにはいいよね。旅行がカタログで買えまっせ❢

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