覚悟したことありますか?本当の覚悟を自分の体験からふりかえる
今日はさすがにハンドメイド制作はお休みです。
ここ数日毎日のように作ってきた気がしますが、ときどき休息入れないとアイデア沸かないし。
なので今回はハンドメイドの話題ではないですが、私が常日頃感じていることをちょこっと紹介です。
ですが、ハンドメイドにもつながると思います。
前にTwitterでつぶやきました以下の件。
【覚悟の意味】
— ミル@ハンドメイドとWebライター (@milu_minimafiri) 2020年6月21日
覚悟とは?
危険な状態や好ましくない結果を予想し、それに対応できるよう心構えをすること。(三省堂 大辞林 第三版より)
つまり崖っぷちより強い意志で挑むことですな。
覚悟して生きていますか?覚悟してやると腹くくったことありますか?https://t.co/j8wCBQFnL5
【覚悟の意味】
覚悟とは?
危険な状態や好ましくない結果を予想し、それに対応できるよう心構えをすること。(三省堂 大辞林 第三版より)
つまり崖っぷちより強い意志で挑むことですな。
覚悟して生きていますか?覚悟してやると腹くくったことありますか?
ちょっと真面目くさった感じですが、「覚悟」を深堀りしてみます。
はい、覚悟したことあります。自分の体験から語る
私は今までの人生で覚悟したことが何回かあります。
そのほとんどが母と暮らしていたことが始まりです。
- 母が脳梗塞で倒れ仕事退職→母が要介護になったとき
- 住宅ローンが払えなくなり転職と仕事を掛け持ちしたとき
- 海外へ出ることになり居場所の選択を迫られたとき
大きなのはこの3つですね。母が要介護になった時の覚悟はそれはそれは大きかったです。
ぶっちゃけ自分の人生は母の介護で一生終わるのか?と覚悟しました。
結果、母の介護は15年余り続いて幕を閉じました。
少し長くなりますが私の体験です。
そして母が払っていた住宅ローン毎月126000円を背負うことになります。
当時、国民金融公庫から融資を受けて払っていましたが、母が定年と同時に民間銀行からローンを組みなおして退職金を投入し期間を短縮したんです。
もし国民金融公庫でずっと払っていたら、契約が病気や死去で払えなくなった場合、そのローンはそこで帳消しになったのです。
しかし母は民間のローンに変更したため、母に何があっても払っていかなくてはなりませんでした。
いきなり毎月126000円の支払いがのしかかる。
母の年金だけじゃ足りないしローンがが払えなきゃ家をでなければなりません。
私は仕事を探し給与のいい夜勤の仕事に転職し、そして夜勤明けに早朝配達のバイトを入れ掛け持ちの生活になりました。
そして住宅ローンを払い母の介護と仕事でいっぱいいっぱいの生活が8年続きました。
この時2つの覚悟(母の介護と転職)は自分の人生の中で一番大きかったと思います。
そして介護と仕事の掛け持ちに明け暮れていたときに今の夫と縁あって結婚。ここで3つ目の「覚悟」です。
日本にとどまるか、海外に出るか?
母は介護状態で施設に入居していました。
母を残して海外に出るのか?それともとどまって母の介護しながら今の生活を続けるのか?
これは本当に迷いました。普通なら「要介護の母親を残して海外へ出るなんて親不孝者!」とののしられるのが普通です。
実際、親族の一部から批判され絶縁状態になりました。
そして私のとった選択は「海外へ行く」こと。そのときは生活と人生に疲れていて、現状から逃げたかったのかもしれません。
ですが、叔母(母の姉)が一言「あなたの人生だからあなたが選択しなさい、あなたのお母さんは私が見守るから」と理解をしてくれ私の背中を押してくれました。
と同時に私の中では「今離れたら母の死に目には会えないな」と「覚悟」しここで悟ったのです。
実際に本当に母の死に目には会うことができませんでしたが、海外遠距離介護を6年ほどやって、施設の職員さんや親族の協力のおかげで何とかやっていくことができたのです。
住宅ローンも終わらせることなく海外へ行ったので、海外から送金していました。
夫にもちろん全てを話して、それでも彼は私を受け入れてくれました。
私は海外へ行った後も住宅ローンを払い続けます。最初は夫のヘルプの多少はありましたが、夫に頼ってばかりはいられません。
こちらでできる仕事をこなし何とか払って完済しました。
その後、母のローンはこれだけではないのですが(母の遺産は借金だけでしたww)今でも払い続けています。
あと2年ちょっとで終わります。
覚悟とは?本当に覚悟するとこうなる
Twitterでも覚悟のツイートがあります。
憐れみも哀しみもないたった一つの目的のために覚悟が定まった人の達観した顔ですよこれが。無情ってちょっと薄ら笑いになる。ここでランボーは敵無しになった。 pic.twitter.com/3zA6woapPv
— James(ジェームズ) (@James81458933) 2020年7月15日
自分のストーリーが長くなりすみません。こんな感じで私は今までの人生で3度覚悟してきました。
そして覚悟したときの自分の心理状態は
- もう後戻りできない
- とにかくがむしゃらにやるっきゃない
- 半端ない集中力と行動力
なんというか、他になにかやろうとか余計なことを考える暇がなくなりそのことに全力で集中するようになるんですね。
そして覚悟という気持ちは人生のなかではよほど切羽詰まらないと出てこないと思います。
つまり自分がどん底にいるときに思う感情の一つだといえますね。
覚悟することは人生でプラスになるのか?
そしてこの覚悟は自分の人生にどう影響するのか?
私の場合めちゃくちゃプラスになっています。
ひとまわりもふたまわりも大きく成長させてくれました。
もしこの覚悟がなかった自分の存在は。どう考えても想像できません。
そして決断力もついたと思います。これもその後の人生に大きく役立っています。
ということは、私にとって覚悟はありがたい機会だったんです。今思えばということになりますけどね。
経験しておいてよかったなと感謝の気持ちになります。