無理は禁物というが人によるんじゃないかな
さて、今なにげにフッと考えていました。よく【無理は禁物】というけれども、それって人によるんじゃないでしょうか?
そして人間って無理をしなければならない時って多々あるし、それによって状況が良くなれば無理してもいいのではって思いますが。
ここで無理ということについて、真面目に考えてみます。
無理という言葉
ちなみに、無理という言葉の意味を調べてみました。
む‐り【無理】の意味
1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。
「無理を言われても困る」「怒るのも無理はない」
「無理な言いがかり」
2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。
「無理を承知で、引き受ける」「無理な要求をする」
3 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。
「もう無理がきかない」「無理に詰め込む」「あまり無理するなよ」
類語: 不合理(ふごうり) 非合理(ひごうり) 理不尽(りふじん)
上記はgoo辞書より引用しました。
dictionary.goo.ne.jp
こうして本来の意味を見ると、どちらかというと否定的な意味合いの時に使うことが多いようです。ですが、本当に否定を印象付ける事ばかりでしょうか?
私は引用の中で
3>>>2>>>>>>1 という割合になると思うんです。
特に3の場合だと「ちょっと無理したけど良かった」「無理かと思ったけどできた」というような肯定的なとらえ方ができるな、って。
実際に皆さんの中でも、無理したけど○○だったということがありますよね。そして、この時の無理は肯定的な無理だったのではないでしょうか。
無理していいときはする
そして、この肯定的にとらえることができるようになると無理してもたいていのことはできてしまうのではないでしょうか。
私も無理したことは過去に数えきれないほどあります。プライベートでも仕事でも、です。
特に私の場合、母親の介護をトータル16年してきました。
今振り返るとこの時は無理してでもやっていた、どちらかというと無理しなきゃやって行けなかったというのが正解ですね。
無理が有理になるとき
先ほどとちょっと重なりますが、無理をすることによって状況が好転することもあります。これって「有理」って言いたいですよね。無理の反対語??www
そして無理したおかげでできた、達成したなどというのは後から経緯を振り返ってみたときに初めて解ることでしょうね。
「あの時○○しておいて良かった」という言葉が出てくると思います。
無理かそうでないかは自分次第
この「無理をするかどうか」の判断は、周りからの意見、周りの状況や情報などにより決まります。しかし、最終的に無理をするかどうかは本人自身の決断によります。
また、グループや何人か同時で進めていることがあれば、当事者の判断にもよりますね。
これっていつの時代でも同じだと思います。無理をするかしないか、やるかやらないかなどなど...。
こうなると自分の決断ってすごく大事なことだなってあらためて考えさせられます。
そして、この「無理」というものを重ねてやるとその先どうなるか? ということも視野に入れないといけないですよね。
無理無理無理…とやっていってどうなるのか?
これも自分の判断に委ねることになりますな。